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しながどり
ゐなののはらの
ささまくら
まくらのしもや
やどる月かげ
 
 

猪名野を旅して、笹を枕にして休んでいると、月影が宿るのは枕に霜がおりているからでしょうか。


   出典:『金槐和歌集』より


 
 

源実朝(1192−1219)


鎌倉幕府第3代将軍。父は源頼朝。兄頼家に代わって将軍になったが、頼家の遺児公暁に殺害された。藤原定家から和歌を学び、文学を愛し、作歌に親しんだ。約700首からなる『金槐和歌集』を著した。


 

場所:緑ヶ丘公園内

 

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