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春秋の
花と月とを
ときならて
見はてぬ夢の
暁はうし

 
 

春の花と秋の月とを季節はずれに(時節にあわないままに)、最後まで 見終わらない。そんな夢からさめた暁は、何となくもの憂い感じです。


   出典:『玉津島社法楽仮名題百首』より


 
 

伊丹之親(生没年不詳)

伊丹氏六代目の当主で、文明4年(1472)応仁の乱の時、平城だった伊丹城を改築して、天守閣と惣構えの城塞を築いたと記録(細川両記)にある。室町時代の連歌集「新撰菟玖波集」に入集しているほど、文武兼備の主だったと伝えられる。


 

場所:有岡城跡公園内

 

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