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ゐなやまの
山のしつくも
いろつきて
しくれもまたす
ふくるあきかせ
猪名川上流の山も色づいて、時雨も待たず、ふけ行く秋の風よ。山の秋もいよいよ深まっていく。
出典:『拾遺愚草員外』より
藤原定家(1162〜1241)
鎌倉初期の歌人。父藤原俊成の指導をうけ、後鳥羽院歌壇で活躍した。「新古今和歌集」や「新勅撰和歌集」の撰者となり、「小倉百人一首」も撰した。歌学・古典研究は後世に大きな影響を与えた。
場所:伊丹緑道内
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