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ところえて
千代もすまなむ
たづねても
こやてふ池の
岸のまつかげ

 
 

風光明媚な、環境のよいところを見つけてずっといつまでも住みたいものです。昆陽池という池のほとりの岸辺で、松の茂ったところをたずね来て。
 
                      出典:『自筆懐紙』より


 
 

村上潔夫(1769〜1823)


江戸時代後期の国学者・歌人。本居宣長に国学・和歌を学んだ後、伊丹に移住して多くの人に和歌を教えた。弟子に中村良臣(国学者・歌人)。55歳で亡くなり、伊丹の金剛院に葬られた。


 

場所:昆陽池公園内

 

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