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猪名山の
道のささはら埋もれて
落ち葉が上に
嵐をぞ聞く
猪名野の小高い丘を行くと、道は笹の葉で埋もれて、
その落ち葉の冬枯れの道を嵐が吹き抜けていく。
出典:『秋篠月清集』より
藤原良経(
1169
~
1206
)
鎌倉初期の歌人・書家。摂政・従一位太政大臣。歌壇活動を展開し、「新古今和歌集」の撰集にもかかわり、
79
首の歌を入集している。家集に「秋篠月清集」がある。
場所:伊丹緑道内
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