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  山鳥の
 ほろほろとなく
声きけば
 父かとぞ思う
 母かとぞ思う
 
     
  山鳥がほろほろと鳴く声を聞くと、
あれは父かと思う。
母ではないかと思われる。

            出典:『玉葉和歌集』より
 
 

行基菩薩(668-749

奈良時代の僧。15歳で出家。薬師寺で修行した後、諸国を巡って布教活動に努めるとともに、道路・堤防・灌漑施設や寺院の建設にあたった。後年、東大寺や国分寺建立に協力し、日本最初の大僧正の位を授けられた。

 
  
  場所:昆陽寺行基堂裏


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