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江戸時代後期の国学者で歌人。遠州白須賀の豊かな造り酒屋で名主の家に生まれた。25歳で郷士の国学者内山真竜に、翌年本居宣長に、宣長没後本居春庭に師事した。『古野の若菜』『万葉集摘草』など多くの著書がある。昆陽池に浮かぶ月を愛でていて、酒に酔って池に浮かぶ月を取ろうとして溺死したといわれている。正覚院に墓碑がある。