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自然居士の墓

高台五丁目 市バス「ミノルタ前」東すぐ




高台の梅林の片隅に、高さ62センチ・横26センチの小じんまりした墓石が立っています。表に「
自然居士之墓」(じねんこじのはか)とあり、裏に「嗚呼居士自性本然留迹此地無変無遷」と刻まれています。

自然居士が何びとであるかはまだはっきりしていませんが、この名にまつわる地は、京都・神戸などにもあります。このことからこの自然居士の墓は、その地方の隠れた賢人の墓であろうと思われます。 『摂津名所図会』では、「荒木自然塚」として、有岡城落城のとき、殺された荒木久左衛門の十四歳になる子を村人が憐れんで、建立したと記されています。

墓は、細い間道の丘の上に淋しく立っていますが、かつて、村人が広々とした畑の中に移したところ、夜毎夢枕に立って、元のところに帰りたいと云うので、この場に戻したという言い伝えがあります。






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