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本泉寺

伊丹二丁目   JR伊丹駅西す




本泉寺は、日蓮宗京都本圀寺派の古刹で、永禄3年(1560)三月慈雲院日栖(にっせい)上人の開基といわれ、いま一見二層の重厚豪快な、市内で一番大きい本堂が建てられています。しかし、当初の位置は現在地より西へ100メートルほどのところで、所謂三軒寺より東50メートルほどのところにあったとの話もあります。また、その頃は、中本山として4ヶ寺の末寺を持っていたとも伝えられています。

  天正7年(1579)有岡城落城の際兵火を免れたとありますが疑問もあるようです。現在の本堂は、棟札によると元禄九年(1696)二月鹿島九郎左衛門の再建といわれ、棟梁は昆陽村跡部太衛門尉宗令と伊丹史誌にあります。本尊は日蓮聖人尊定の大曼陀羅です。

  境内には楠公一族の墓というものがあって、中央に前三国守楠公の墓、向かって右に従四位上小楠公の墓、左に楠正貞墓と刻まれており、これに大正14年に石の玉垣が造られ、覆屋を設け石灯籠を建てるなど整備されて、太平洋戦争前迄は毎年楠公を偲ぶ祭礼で賑わったものでした。楠公の墓所がなぜこの本泉寺にあるのか、理由は不明で今後の研究課題となっています。






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