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.法巌寺

中央二丁目 阪急伊丹駅北東へ四分





法厳寺

法厳寺のクスノキ


阪急伊丹駅から北東へ少し行った所に、法巌寺(ほうがんじ)、正善寺、大蓮寺の三軒寺があります。これらの寺院は「有岡城惣構」の中に計画的に配置されたもので、伊丹郷町の西端に建てられました。迎接山(こうしょうさん)法巌寺の宗派は浄土宗で京都知恩院末寺です。元は天平時代、僧行基によって昆陽に開創されたと伝えられていますが、大永2年(1522)2月西誉岌弁(せいよきゅうべん)によってここに移築されました。

貞享5年(1688)第八世潅誉上人のとき、焼失した本堂、庫裏が再建され300年間護持されてきましたが、平成7年の大震災で大きな被害をうけ全面改装が行われ、平成10年(1998)落成しました。

法巌寺本堂裏にあるクスノキは、昭和40年3月16日、県の天然記念物に指定されました。昭和39年の鑑定では樹齢推定500年、幹囲約6メートル、樹高28メートル、枝張りは東側17メートル、西側12.5メートル、北側15メートル、南側16メートル、主幹は地上10〜12メートルの所で支幹に分かれています。この木は、大阪住吉大社の神木と山城八幡尼神堂のものと合わせて「近畿三大樟」といわれていた名木で、今も育成を続けているのはこのクスノキのみです。元治2年(1865)に刊行された梶曲阜の著した「有岡古続語」にも、『法厳寺の樟は何時の頃植えにしゃ、希有の大木なり』とあります。

 





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