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安楽院(願成就寺)

千僧三丁目









猪名野山願成就寺は真言宗御室派仁和寺末寺の古刹です。寺縁起によると、元明天皇の和銅6年(713)僧行基が畿内四十九院を創建し終わり、「吾が願い既に成れり」といってこの寺を建てられました。寺名を願成就寺と名付け、千人の僧による大法要を行って、地名を千僧と称したと伝えられています。
最初は昆陽寺の塔頭でした。宝暦6年(1756)の村明細帳によりますと、付近には16ヶ院の坊舎がありましたが、天正7年(1579)荒木村重と織田信長の戦火によって焼失し、安楽院だけが残りました。本尊は大日如来、脇仏は不動明王、愛染明王、脇陣は観世音菩薩、地蔵菩薩です。現在の本堂は、元不動堂で、不動明王が安置されております。この不動明王は弘法大師の甥で三井寺開祖の智正大師の作と言い伝えられていて、後醍醐天皇の守り本尊でしたが、昆陽の里に宿られたときに当院に安置されたといわれています。






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