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称名寺

森本2丁目








鐘楼

 
 西王山称名寺は浄土真宗本願寺派の寺です。1665年(寛文5)に記された寺縁起の『慈赦園記』によりますと、戦国時代の禅寺で森本氏の氏寺とされる「森厳庵」跡に新たに浄土真宗の道場として建てられたようです。1615年(慶長20)に釈了善が中興開山となり称名寺が建てられたと伝えられています。古文書によると当時の「森厳庵」も加茂神社と隣りあっていたようです。
 本堂は1729年(享保14)に建立されましたが、明治のはじめに焼失し、1975年(昭和50)に再建されました。本尊は阿弥陀如来立像で、境内には鐘楼があり、梵鐘は伊丹鋳物師の瑞光の作です。




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