トップページ

須佐男神社

御願塚三丁目 市バス「御願塚」下車北へ約300m






須佐男神社 本殿


須佐男寺神社は旧御願塚村の氏神です。
鎮祭の創りは、奈良時代僧行基が猪名野笹原開耕作のとき、天照皇大神と須佐男命を当地御願塚の古墳の場所で斎き祭り、開耕の完遂を祈願されたことによっています。これより当地を御願塚と名付けられました。上社(北野山大神宮)、中社(須佐男神社)、南社(南神社)とありましたが、新幹線開通のため、昭和46年に中社は上社の隣地に豪華な鉄筋コンクリート建ての覆屋を建造して遷座しました。下社は県指定史跡である御願塚古墳にあります。
本殿は木造一間社春日造りで、正面の軒に唐破風を付け、屋根は柿葺で、建物全体が覆屋に納められており、昭和47年に市指定文化財になっています。小規模ですが木割が太く、細部は複雑で、向拝の組物も斗肘木を二重に重ね、軒下が賑やかになっています。覆屋に納まっていたため、保存が極めて良好で、木部の極彩色は大変美しく、天保年間(1,830〜1844)に修復されているものの、建立当時の面影を残し、近世神社建築中貴重なものです。建立年代は細部の形式手法などから見て、17世紀後半と推定されています。
なお、境内には、能阿法師の「かり枕 ゐなのの原に 夢さめて かたふく月に しぎの立つ聲」(『新撰菟玖波集』より)碑があります。






目次