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健速神社

野間5丁目







クスノキの根幹 

 
 健速神社は旧野間村の西北端の地に鎮座し、境内の一段高い所を社殿地とし、緑したたる杜を背景に1974年(昭和49)に改築された鉄筋銅板葺の立派な社殿があります。
 草創時期については不明です。御祭神は須佐男命で、神社の由緒について『川辺郡神社誌』によりますと、「慶雲年間(704〜708)東の森と西の森に東健速神社、西健速神社の二社があり東野間村、西野間村のそれぞれの氏神とせしも和銅年間(708〜715)東野間村を西野間村に合併し村名を野間村と改めしかば、神亀元年(724)九月両社を合併し現在の地に遷座す」と記されています。また、社前には、樹齢約250年というクスノキの大木がありましたが、1994年(平成6)9月に落雷により損傷し、惜しくも枯れて、現在ではその根幹を残すのみとなっています。





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