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 江戸時代後期の大坂で「学の緒方(洪庵)か医の原か」と謳われた名医。
 老柳は西宮で生まれ3歳で父を亡くし、母の手で育てられました。最初、尼崎の藩医に弟子入り・修行し、更に播磨で学んだ後、西宮で開業しました。酒に溺れ母に勘当され、1817年(文化14)伊丹で開業しました。姓も父方の原を名乗るようになりました。その後、大坂へ出て精進し、洪庵からも「老柳こそ真医」と尊敬されるほどの名医になりました。お金のない人からは診療代を取らず、多くの人に慕われた「老柳の盥」は有名な逸話です。

「原老柳」のさらに詳しい解説はこちらから

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