大坂生まれ。江戸時代前期の代表的な浮世草子作家。談林派の俳人でもありました。『好色一代男』『好色一代女』『日本永代蔵』『世間胸算用』『西鶴織留』など数々の名作を書き残しています。
伊丹にも折々足を運び、その作品で当時の伊丹を紹介しています。俳句では「あたこ火の かはらけなけや 伊丹坂」とよみ、『西鶴織留』の中で「池田・伊丹の売酒、水より改め、米の吟味、麹を惜まず、・・・軒をならべて今のはんじゃう・・・津の国乃隠里、かくれなし」などがあります。
◆西鶴ゆかりの場所
文学碑(有岡公園 伊丹5丁目)、句碑(産業道路沿い 北本町1丁目)。
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