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 昭和初期の小説家、大阪生まれ。肺結核のため32歳の若さで亡くなりました。
基治郎は1925年(大正14)に中谷孝雄、外村繁らと同人誌『青空』を創刊し、代表作『檸檬』を発表、以後『城のある町にて』『泥濘』『路上』などを次々に発表していきます。さらに1927年(昭和2)『文芸都市』の同人となり、『蒼穹』『冬の蝿』などを発表し、生涯の作品は20編に及びます。その後病身となり1932年(昭和7)に亡くなりました。亡くなる前の1930年(昭和5)から約1年間、千僧にあった兄謙一宅で療養生活を送っていました。
 基次郎の作品はむしろ死後高い評価を得ました。

◆基次郎ゆかりの場所 文学碑(西善寺公園 千僧3丁目)。


■西善寺公園にある文学碑









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