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神明鳥居



明神鳥居
 
神社の入口には必ず鳥居があります。鳥居は神域と人間の住む俗界を区画するもので(結界)、神域への入り口を示しています。
鳥居には大きく分けて、神明(しんめい)鳥居と明神(みょうじん)鳥居があります。

神明鳥居の特徴は最上部の水平材である笠木、およびその下の貫(ぬき)が水平に配置されて反りがなく、柱と同じく円形断面の材料を用いている。
柱は地面に垂直に立てられており、全体に装飾が少ない簡素な構造であり、木製が多い。

明神鳥居は石材使用が多く、笠木、島木に反りがあり、額束を設け、柱は内側に傾斜させて安定感を持たせている。神明鳥居は靖国神社に代表される護国神社系に多くみられる。伊丹市内の神社はほとんど明神鳥居である。
ただし須佐男神社(御願塚)はコンクリート製の朱塗で明神鳥居のうち、左右の柱前後に控柱がある両部鳥居である。
広島の厳島神社大鳥居、滋賀県高島市の白鬚神社大鳥居は両部鳥居で、水中に立つ鳥居は安定のため控柱を設けた形式にしているのはうなずける。
陸地に立つ須佐男神社の鳥居がなぜ両部鳥居としているのか分からないが、装飾的で華やかである。





須佐男神社の両部鳥居


 (松田 記)

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