法厳寺の門前で「あそこに見える大きな木は、クスノキです。幹囲６ｍ樹高３０ｍ、県の天然記念物に指定されています。
ちなみに、幹囲３ｍ以上の樹木を巨木と言います」「あのう、クスノキはどこまで大きくなるんですか？」さて、どう答えましょう。
日本の巨木ベストテンは以下のようになっています。
（樹種・幹囲・所在）
１． クスノキ24.2m? 鹿児島県蒲生町
２． クスノキ23.9m静岡県熱海市
３． イチョウ22.0m青森県深浦町
４． クスノキ21.0m福岡県築城町 ４．クスノキ21.0m佐賀県武雄市
４．エドヒガン21.0m鹿児島県大口市
７．カツラ20.0m山形県最上町
７．クスノキ20.0m福岡県宇美町
７．クスノキ20.0m佐賀県武雄市
７．クスノキ20.0m熊本県熊本市
ベストテンの内７本が、クスノキです。クスノキは大きくなり易い木だと言えます。
法厳寺のクスノキは、クスノキとしては、それほど大きいとは言えませんが、まだまだ大きくなる可能性があります。
樹木の説明をすると必ず話題となるのは、樹齢です。法厳寺の大クスは推定500年とされています。日本一の蒲生（かもう）の大クスは1500年と言われています。いずれにしても根拠ある数字とは言えません。「○○年と推定されています」程度にしておきましょう。
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