1 |
柿葺 |
こけらぶき |
日本古来の伝統的手法で屋根葺き手法の一つで、木材の薄板を用いて施工する板葺(いたぶき)。
鴻池神社本殿や須佐男神社本殿などは杮葺。
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2 |
錫杖 |
しゃくじょう |
僧・修験者(しゅげんじゃ)が持ち歩く杖(つえ)。杖の頭に鐶(かん)が掛けてあり、杖を突くと鳴ります。発音寺の木造十一面観世音菩薩立像は右手に持っています。
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3 |
甕麿 |
みかまろ |
江戸時代後期の国学者で歌人。 姓は夏目。文政4年(1821)上方への旅に出て、昆陽宿を拠点に近郊を訪ねました。翌年昆陽池に浮かぶ月を愛でていて、酒に酔って池に浮かぶ月を取ろうとして溺死したといわれています。正覚院に墓碑があります。 |
4 |
斗栱 |
ときょう |
木造の寺院建築などで、主に柱上にあって、深い軒を支えるしくみ。斗(ます)と肘木(ひじき)とを組み合わせたもので、様式・年代によって特徴があります。
※文化財愛護のシンボルマークは斗栱をイメージでにして表しています。
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5 |
塔頭 |
たっちゅう |
大寺の高僧の死後、弟子がその徳を慕って墓の塔の頭(ほとり)に構えた寮舎。禅宗寺院で開山または住持の死後,弟子が遺徳を慕ってその塔の頭(ほとり)、あるいは同じ敷地内に建てた小院。 大寺の山内にある末寺。わきでら。寺中(じちゆう)。子院。 |
6 |
無患子 |
ムクロジ |
ムクロジは落葉高木で関東地方より南の各地、そしてインド・ビルマなどに広く分布しています。猪名野神社の境内にあるムクロジは特に巨木であることから伊丹市の文化財に指定されています。
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7 |
白耳義 |
ベルギー |
伊丹市の国際姉妹都市で、JR伊丹駅前のカリオンはベルギー王国から寄贈されたものです。
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8 |
温塚 |
ぬくめづか |
御願塚古墳は昔五ヶ塚(ごがづか)と呼ばれていたようで、その5つの塚のひとつがこの古墳です。現在は大手前短期大学の正門付近に標石が残っているのみです。
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9 |
躑躅 |
つつじ |
伊丹市の花。御願塚古墳あたりはつつじの名所でした。 |
10 |
鋳物師 |
いもじ |
鋳物師とは、一般に各地を移動して鍋釜・寺院の鐘・半鐘・鋳物・細工等の生産に携わる職業集団を指し、中世後期から近世初めにかけて次第に各地に定住するようになり、静岡や姫路他各地にもその地名があります。臂岡天満宮付近の北村鋳物師も軒を連ねて繁昌し、「鋳物師千軒」と呼ばれた時期があったことが『川辺郡誌』に記されています。 |