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■□■クイズ その18■□■

・・・文学碑クイズ・・・


伊丹市には多くの文学碑が建てられています。
誰の文学碑かを下記の人物から選んでください。

後醍醐天皇
紀貫之
池田宗旦
荒木村重
和泉式部
佐藤惣之助
行基
藤原定家
梶曲阜
梶井基次郎
上島鬼貫
斎藤茂吉
加納諸平
頼山陽
鴨長明
高浜虚子
若山牧水
夏目甕麿
井原西鶴
与謝蕪村



 
第1問

千鳥なく
ゐなの河原を
見るときは
大和恋しく
思ほゆるかな



(猪名川左岸堤防上)


ヒント
:歌碑は猪名川左岸堤防上にあります。「土佐日記」の作者。



 
第2問

ゐなやまの
山のしつくも
いろつきて
しくれもまたす
ふくるあきかな



(伊丹緑道、伊丹坂トンネル上)


ヒント
:歌碑は伊丹緑道にあります。有名な小倉百人一首の選者。



第3問

手にとらば
消なむしら雪
はしけやし
この白雪は
わがこころ焼



(小西酒造本店北)


ヒント
:明治、大正の代表的歌人。「白鳥は 哀しからずや 空の青 海の青にも 染まずただよふ」の短歌が有名。無類の酒好きで、熱烈な白雪ファンだったとか。



 
第4問

あたこ火の
かわらけ なけや
伊丹坂



(産業道路沿い)


ヒント
:江戸時代前期の代表的な浮世草子作家。伊丹にも時々足を運び、当時の伊丹を紹介しています。代表作は「世間胸算用」や「好色一代男」など。



第5問

伊丹で
ー鬼貫の墓に詣づー

折から、折からに、秋もほのくれ
みかんの青い酒倉について
こっそり曲がった墨染寺
月夜がらすも鳴きさうな
わが木槿(鬼貫)翁のをくつきに
旅なればかたはらの鶏頭を
いささか手折りる、ききぬ
露いっぱいの虫の音
空いっぱいのものゝ寂び音



(西の町児童遊園地内)


ヒント
:作詞家。東海林太郎の「赤城の子守唄」を作詞しました。鬼貫のファンでした。



第6問


秋風吹く、静かな、落ちついた町のたたずまいー
そのかみの伊丹郷町を今、私はあるいている。
有岡城、酒造り、伊丹風俳諧に思いを馳せ、
多くの文人墨客の遊んだ往時をしのびつつー




(アイフォニックホール北側)


ヒント
:明治から昭和にかけて活躍した俳人。俳句雑誌「ホトトギス」を主宰し、多くの俳人を育てました。



第7問

津の国の
こやとも人を
いふへきに
ひまこそなけれ
芦の八重茸




(瑞ヶ池公園内南東側)


ヒント
:平安時代中期の歌人。伊丹市春日丘に墓と伝えられる塔があります。



第8問

津の国の
こやの芦手ぞ
しどろなる
難波さしたる
あまの住ひぞ



(稲野小学校東 首切り地蔵横)


ヒント
:平安時代から鎌倉時代にかけての歌人・随筆家。「ゆく河の流れは絶えずして もとの水にあらず…」ではじまる名文の作者で知られています。



第9問

猪名川の
香はしき魚を
前に置き
食ふも食はぬも
君がまにまに



(神津小学校正門前)


ヒント
:大正から昭和にかけて活躍したアララギ派の歌人。作家の北杜夫の父。



第10問

紅楓相暎酔慈顔
侍得帰輿未遽環
今年此遊堪圧尾
携将佳酒看佳山
送母西下過伊丹遂遊箕尾



(産業道路沿い)


ヒント
:名著「日本外外史」を著した江戸時代の学者。伊丹の酒を好み、特に「剣菱」をひいきにしていたと伝えられています。